科学者にとって、完璧とは絶望だよ。

「完璧であれば、それ以上は無い。
そこに創造の余地は無く、それは知恵も才能も立ち入る隙がないと言う事だ。
我々科学者にとって、完璧とは絶望だよ。」
（BLEACH　涅マユリ）

この言葉結構好きなんですが、
創造性がある仕事でないと解釈が難しいのかなと思う言葉です。
完璧を目指さなくていいと言っているのではなく、
あくまでも完璧は目指すんだけど、
完璧だと思ってしまったら／完璧なものができてしまったら
それ以降がない＝絶望だと言っているので
仕事にも考え方は生かせるなと思っています。

自分で完璧だと言った敵に対して放った言葉で、
「我々科学者にとって～」の「我々」の解釈が
「お前を含んでいないよ」という意味なのか、
「お前のことも科学者と認めていたのに残念だよ」という意味でとるかによってもニュアンスが変わります。

自分では完璧だと思っても間違いやミスはあるし、
自身を疑うからこそ気づけるミスもあるということも言えると思います。

より高みを目指すには、出来たものを完璧だと思わないようにしています。
ただし、自分が作って出来上がったものは最大限可愛がります。